プログラム

特別講演

  1. どうなる!!!未来の化学療法学
    ―最新技術の応用と次世代を担う人材の育成―

    座長: 戸塚 恭一(東京女子医科大学)
    演者: 河野 茂(長崎大学)

  2. 細菌の遺伝的潜在能力としての新型薬剤耐性菌の出現
    座長: 砂川 慶介(北里大学)
    演者: 荒川 宜親(国立感染症研究所)

招請講演

  • 学際化企画:
    分子標的治療薬による癌化学療法の進化と個別化治療への展開

    座長: 渡辺 彰(東北大学)
    演者: 藤田 直也(癌化学療法センター)

  • マクロライド新作用の軌跡と展望
    座長: 後藤 元 (杏林大学)
    演者: 工藤 翔二(結核予防会複十字病院)

  • リウマチ性疾患における免疫抑制療法と感染症:ステロイドから生物学的製剤まで
    座長: 山口 惠三(東邦大学)
    演者: 川合 眞一(東邦大学)

  • インフルエンザ重症化メカニズムの解明と治療法の開発
    座長: 岩本 愛吉(東京大学)
    演者: 木戸 博(徳島大学)

教育講演

  • 感染症ガイドラインの国際比較 評価の論拠を考える
    座長: 竹末 芳生(兵庫医科大学)
    演者: 岩田 健太郎(神戸大学)

  • 米国感染症事情 -米国で求められる"臨床力・研究力"-
    座長: 門田 淳一(大分大学)
    演者: 土井 洋平(ピッツバーグ大学)

  • 抗感染症薬のパイプライン・レビュー
    座長: 小野寺 昭一(東京慈恵会医科大学)
    演者: 満山 順一(富山化学)

  • 真菌感染症治療のパラダイム
    座長: 亀井 克彦(千葉大学真菌医学研究センター)
    演者: 宮崎 義継(国立感染症研究所)

  • 新抗結核薬・抗酸菌化学療法をめぐる最近の話題
    座長: 三笠 桂一(奈良県立医科大学)
    演者: 土井 教生(結核研究所)

  • 小児感染症治療のピットフォール
    座長: 春田 恒和(神戸市立中央市民病院)
    演者: 尾内 一信(川崎医科大学)

  • 上気道感染症の難治化に対する治療戦略
    座長: 鈴木 賢二 (藤田保健衛生大学)
    演者: 保富 宗城(和歌山県立医科大学)

  • 鳥インフルエンザと新型ウイルス
    座長: 松本 慶蔵(長崎大学名誉教授)
    演者: 喜田 宏 (北海道大学)

  • 潰瘍性大腸炎における腸内細菌の役割と抗菌薬多剤併用ATM療法
    座長: 炭山 嘉伸(東邦大学名誉教授)
    演者: 大草 敏史(東京慈恵会医科大学)

新型インフルエンザ緊急報告

平成21年6月5日 午前8時〜9時 (於 第2会場)
  1. Edmundo Calva (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Cuernavaca, Mexico)
  2. Paul Edelstein (University of Pennsylvania Medical School, USA)
  3. 喜田 宏 (北海道大学)

ASM-JSC Joint Symposium

“Topics in Microbiology and Chemotherapy”
Moderator: 平松 啓一 (順天堂大学)、八木澤 守正(慶應義塾大学)
  1. MDR in Acinetobacter, Pseudomonas, and Klebsiella: common themes and future trends
    Robert A. Bonomo(Veterans Affairs Medical Center, Cleveland, USA)
  2. Sociomicrobiology: communication and coordination of group activities in bacteria-a target for bacterial virulence therapeutics
    Peter Greenberg (University of Washington, Seattle, USA)
  3. Association of virulence plasmid and antibiotic resistance determinants with chromosomal multilocus genotypes in Mexican Salmonella enterica serovar Typhimurium strains
    Edmundo Calva (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Cuernavaca, Mexico)
  4. MRSA Strikes Back!
    平松 啓一 (順天堂大学)

シンポジウム

  • 1. 創薬物語 −科学者としての喜びの瞬間−
    座長: 公文 裕巳(岡山大学)、青木 信樹(信楽園病院)
    1. セファゾリン
      峯 靖弘(元藤沢薬品)
    2. タゾバクタム・ピペラシリン
      宇治 達哉(大鵬薬品)
    3. クラリスロマイシンとの幸運な出会い
      森本 繁夫(大正製薬)
    4. レボフロキサシンに至る創薬研究 −よりよい薬を求めて−
      早川 勇夫(第一三共)
    5. メロペネム 〜若き素人小集団の創薬への取組み〜
      砂川 洵(大阪大学)

  • 2. 抗MRSA薬をめぐる最近の話題
    座長: 二木 芳人(昭和大学)、賀来 満夫(東北大学)
    1. 新規抗MRSA薬の開発状況
      八木澤 守正 (慶應義塾大学)
    2. 抗MRSA薬耐性の現況 ―我が国と世界の動向―
      柳原 克紀 (長崎大学)
    3. 抗MRSA薬耐性菌の遺伝子解析
      花木 秀明 (北里大学)
    4. わが国のリネゾリド耐性MRSA感染症の現状を考察する -海外報告症例を踏まえて-
      吉田 耕一郎 (昭和大学)
    5. MRSA感染症の治療戦略
      朝野 和典 (大阪大学)

  • 3. 医師・薬剤師連携 −抗菌薬の適正使用と耐性菌抑制−
    座長: 林 昌洋(虎の門病院)、柳原 克紀(長崎大学)
    1. 抗菌薬の適正使用の推進−薬剤部とICTにおける感染制御専門薬剤師の役割−
      田中 昌代(NTT関東病院)
    2. 抗菌薬適正使用の医師・薬剤師連携―感染制御の視点から―
      栗原 慎太郎(長崎大学)
    3. 抗菌化学療法の個別化・最適化 〜薬剤師の提案と医師との協働〜
      木村 利美(東京女子医科大学病院)
    4. 感染症治療において医師が求める連携
      山岸 由佳(愛知医科大学)

  • 4. 化学療法学の学際的融合 −新しい抗菌薬標的の探索−
    座長: 松本 哲哉(東京医科大学)、山野 佳則(塩野義製薬)
    1. 抗菌薬の新規標的としての細菌のアクチン様細胞骨格タンパク質
      和地 正明(東京工業大学)
    2. 新たな創薬ターゲットとしての薬剤排出ポンプ
      西野 邦彦(大阪大学)
    3. 抗生物質耐性機構を超越した多剤耐性グラム(+)菌に対する抗菌ナノ構造体の研究
      城武 昇一(横浜市立大学)
    4. 昆虫ディフェンシンを改変した合成ペプチドの病原細菌に対する作用機構と治癒効果
      山川 稔(農業生物資源研究所)
    5. カイコを用いた抗菌薬評価系の構築
      関水 和久(東京大学)
    6. 産学協同による新規抗菌薬の探索
      有本 博一(東北大学大学院)

  • 5. “Legionnaires' Disease, A Status Report 30 Years After Its Recognition.”
    (共催:ファイザー、バイエル薬品)
    座長: 中浜 力(大阪大学)、舘田 一博(東邦大学)
    1. Legionella Diseases: Japanese Perspective
      舘田 一博(東邦大学)
    2. Legionnaires’ Disease - its History and Clinical Findings
      Paul Edelstein (University of Pennsylvania Medical School, USA)
    3. Legionella pneumophila virulence as a response to starvation
      Michele Swanson(University of Michigan Medical School, USA)

  • 6. 薬剤耐性講座 −メカニズムの基本から新知見まで−
    座長: 松本 哲朗(産業医科大学)、後藤 直正(京都薬科大学)
    1. 抗菌薬耐性メカニズムの概観
      松本 哲朗 (産業医科大学)
    2. 抗菌薬不活化酵素
      石井 良和 (東邦大学)
    3. エフラックスと透過障害による耐性
      後藤 直正 (京都薬科大学)
    4. 作用点の変異 〜キノロンとβ−ラクタムを例に〜
      星野 一樹 (第一三共
    5. 作用点の保護−グリコペプチド耐性
      巻 秀樹 (塩野義製薬)

  • 7. 耐性菌への総合戦略〜Stop! 耐性菌〜医療だけでは出来ない!市民、企業、行政からの視点と取り組み
    座長: 岩田 敏(東京医療センター)、朝野 和典(大阪大学)
    1. 研究者の立場から
      石井 良和 (東邦大学)
    2. 報道・市民の立場からみた耐性菌問題
      中村 通子(朝日新聞
    3. 耐性菌増加を抑制するための企業の取り組みと今後の課題について
      山口 広貴(第一三共)
    4. 行政の視点と取り組み
      佐藤 淳子(医薬品医療機器総合機構)

  • 8. TDM学会ジョイント企画:抗菌薬PK/PD理論の検証・応用・限界
    座長: 谷川原 祐介(慶應義塾大学)、三鴨 廣繁(愛知医科大学)
    1. 抗菌薬PK-PD理論とその検証
      戸塚 恭一(東京女子医科大学)
    2. PK-PDを考慮した抗MRSA薬の使用法
      萩原 真生(愛知医科大学病院)
    3. カルバペネムのPK-PDとTDM
      池谷 修(慶應義塾大学病院)
    4. 小児領域抗菌薬臨床開発へのPK-PDの応用
      相澤 一雅(明治製菓)
    5. 抗真菌薬のTDMの有用性と問題点
      上野 和行(新潟薬科大学)
    6. 抗HIV薬の薬物血中濃度と臨床応用
      吉野 宗宏(国立病院機構大阪医療センター)

  • 9. Asian Communication and Collaboration Meeting (ACCM)
    “Neighbor Countries, Close Problems, Think Together:Antibiotic Resistance”
    座長: 小林 芳夫(慶應義塾大学)、菅野 治重(高根病院)
    1. Current status of antimicrobial resistance in China
      Minggui Wang (Fudan University, Shanghai, China)
    2. Current Status of Antimicrobial Resistance in South Korea
      Dong E Yong (Yonsei University, Seoul, Korea)
    3. The Network for Antimicrobial Resistance Surveillance (Singapore)
      Tse Hsien Koh (Singapore General Hospital, Singapore)
    4. 日本における耐性菌呼吸器感染症の現状
      二木 芳人(昭和大学)

  • 10. 市中の侵襲性感染症に広がる耐性菌
    座長: 山中 昇(和歌山県立医科大学)、荒川 創一(神戸大学)
    1. 呼吸器系感染症にみられる治療上問題となる耐性菌
      生方 公子(北里大学)
    2. 市中耐性菌感染症に対する治療戦略―ガイドラインと理論に基づく抗菌薬選択―
      柳原 克紀(長崎大学)

  • 11. ワクチン戦略をめぐる諸問題
    座長: 岡部 信彦(国立感染症研究所)
    1. 日本のワクチン戦略
      多屋 馨子(国立感染症研究所)
    2. 世界におけるワクチン戦略
      鈴木 宏(新潟大学))
    3. 医療現場が求めるワクチン戦略
      岩田 敏(東京医療センター)

症例検討(要望演題)

    1. “歯科・口腔外科感染症”
      座長: 金子明寛(東海大学)


    2. “抗菌薬の副作用”
      座長: 稲松 孝思(東京都老人医療センター)、堀 誠二(東京慈恵会医科大学)


    3. “輸入感染症・旅行者感染症”
      座長: 大西 健児(都立墨東病院)


    4. “私はこう治療する”
      座長: 米山 彰子(虎の門病院)、三木 誠(仙台赤十字病院)


卒前教育版: 抗菌薬適正使用セミナー

    座長: 三笠 桂一(奈良県立医科大学)、舘田 一博(東邦大学)
    1. 抗菌薬療法総論
      松本 哲哉(東京医科大学)
    2. 抗菌薬療法の実際 −なにごとも原則から考える−
      大曲 貴夫(静岡がんセンター)
    3. 感染症診断から抗菌薬療法へのアプローチ
      細川 直登(亀田総合病院)
    4. 抗菌薬療法のコツとピットフォール −感染症治療の面白さと難しさを学ぼう−
      柳原 克紀(長崎大学)

新薬シンポジウム

  1. テビペネム ピボキシル(明治製菓)
    座長: 砂川 慶介(北里大学)、山中 昇(和歌山県立医科大学)
    1. Real-time PCR法を活用した細菌学的検討
      生方 公子(北里大学)
    2. PK-PDを活用した臨床開発
      戸塚 恭一(東京女子医科大学)
    3. 小児耳鼻咽喉科領域感染症に対する有効性
      鈴木 賢二(藤田保健衛生大学)
    4. 小児に対するTBPM-PIの有効性と薬物動態との関係
      岩田 敏(東京医療センター)
    5. 小児における安全性
      堀 誠治(東京慈恵会医科大学)
    6. TBPM-PIの臨床的位置づけ
      山中 昇(和歌山県立医科大学)
  2. レボフロキサシン 500mg(第一三共)
    座長: 戸塚 恭一(東京女子医科大学)、砂川 慶介(北里大学)
    1. 新用法・用量に関する産学官連携
      柴 孝也(東京慈恵会医科大学)
    2. 新用法・用量のコンセプト
      河野 茂(長崎大学)
    3. 臨床試験成績 PK/PD
      谷川原 祐介(慶應大学)
    4. 臨床試験成績 呼吸器感染症
      二木 芳人(昭和大学)
    5. 臨床試験成績 尿路感染症
      松本 哲朗(産業医科大学)
    6. 臨床試験成績 安全性および腎機能障害患者における用法・用量調節
      堀 誠治(東京慈恵会医科大学)
    7. 各領域感染症における使い方
      山中 昇(和歌山県立医科大学)、渡辺 晋一(帝京大学)、草地 信也(東邦大学)、金子 明寛(東海大学)、三鴨 廣繁(愛知医科大学)、相楽 裕子(前横浜市立市民病院)、舘田 一博(東邦大学)

委員会報告

  • ブレイクポイント委員会
  • 微量液体希釈法改定委員会
  • レジオネラ治療薬評価委員会

抗菌薬適正使用生涯教育セミナー

  • 「市中感染症診療の基本的考え方と抗菌薬の適正使用」

ICD講習会

  • “I”でつなぐ感染対策 −抗菌薬適正使用への貢献−
    座長: 大毛 宏喜(広島大学)、木村 利美(東京女子医科大学)
    1. ICD:“使わない”という選択肢
      渡邊 浩(久留米大学病院)
    2. ICPH: “中止する”という選択肢
      小林 昌宏(北里大学病院)  
    3. ICMT:“必要ない”という選択肢
      小森 敏明(京都府立医科大学附属病院)

日程表

日程表(PDFファイル・1.13MB)
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